capriccioso

ひとりごと、まるごと。

Virtual と Real の境界で

私は今年6月に、あるキャラクターでバーチャルYouTuberとしてデビューしました。そのキャラクターは以前から私が好きだったものをモチーフにしていて、それ故知識として蓄積していたものを一般に解放する目的(いわゆる布教)と、自身の芸術面における自己表現の手段としてバーチャルという世界を選択しました。

 

バーチャルYouTuberの界隈は、キズナアイに代表されるような、顔出しのYouTuber(リアルYouTuber)と遜色ない動画を投稿する方々と、にじさんじに代表されるようなリスナーとの交流(生配信が多い)をメインにする方々、そしてゲーム実況や歌、踊り(MMD)など芸術表現の側面が強い方々に分けられます。

 

しかし、都道府県・企業が抱える「ゆるキャラ」のような、何かしらの広報活動をメインにするバーチャルYouTuberはまだまだ少ない印象です。

ただ最近は企業が広報活動の一貫としてバーチャルYouTuberを起用することが多くなりました(i.e. 燦鳥ノム、星名こむ)し、以前からキャラクタライズし、Twitter上で広報活動(アウトリーチ)していた学術たん(i.e. 宇宙物理たんbot、薬学乙女たん、ラテン語たん)のYouTube進出もあります。

その中でも私は、広報活動と交流を両立させる存在としてありたいなと考えています。

みんなが知らないこと(専門知識)を一般に降ろしてくるアウトリーチというよりかは、みんなが知っているものだけど、ここが魅力的だ、この理由は知らないな、ということをメインに発信していきたい。そして可能ならばそういった発信が誰でも気軽におこなえる世の中になって欲しいという気持ちもあります(Twitterではテンプレができるほどに「『好き』の表明」が盛んではあるし、すでにみんなが無意識的にやっていることかもしれないが)。

 

だから活動としては、交流や歌・ゲームの他、レビュー・広報などのReal寄りでもあるVirtual YouTuberということでやっていこうと思います。インターネットの片隅で、何かの縁があれば、あなたとお会いできる機会があるかもしれません。その際は、宜しくお願いします。

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※写真はデビューしたキャラではありません